図解・表解 純損失の繰戻しによる還付請求書の記載チェックポイント

第1部「制度解説編」では、「純損失の金額の繰戻し還付請求」の制度について、そもそもどういった制度なのかを解説するとともに、制度の適用手続と還付請求書の書き方についても図解により詳しく解説しました。
さらに、「純損失の金額の繰戻し」をした場合と「純損失の金額の繰越し」をした場合の税額の影響を、前年と翌年の課税総所得金額の大小関係から比較検討しています。これにより、繰戻しと繰越しで生じる税額の違いを具体的にイメージできるようにしました。

第2部「記載例編」では、1.一般的な純損失の金額の繰戻し還付の事例、2.事業を「廃止」または「譲渡」、「休止」した場合の事例、3.事業者の死亡による事例、4.退職所得や分離課税の課税所得がある場合、税額控除や平均課税がある場合などの特殊な事例について、純損失の金額の繰戻し還付請求を行う場合の「純損失の金額の繰戻し還付請求書」の記載手順と各年分の確定申告書などとの関係をわかりやすく解説しています。