財産評価のチェックポイント
財産評価のチェックポイント
抵当証券
重要度: 2 / 5
- 誤り事例:
- 抵当証券について、額面金額のみを評価額とし、既経過利息を加算しなかった。
- 正しい評価方法:
- 抵当証券は、貸付金債権に準じ、元本の額に既経過利息の額(源泉徴収税額相当額控除後)を加算した金額により評価します。
- 関係法令・通達
- 評価通達212(抵当証券の評価)
信託受益権 / ヒット
重要度: 3 / 5
- 誤り事例:
- 信託受益権について、信託財産の構成(不動産、金銭等)にかかわらず一律の評価方法を適用した。
- 正しい評価方法:
- 信託受益権は、原則として信託財産を委託者が所有するものとみなして評価する取扱い(信託財産の構成資産ごとの評価額を合計する方法)によります。元本と収益受益権が分離されている場合はそれぞれの評価方法によります。
- 関係法令・通達
- 評価通達202(信託受益権の評価)
家族信託(民事信託)受益権
重要度: 4 / 5
- 誤り事例:
- 委託者兼受益者が死亡した場合の家族信託(民事信託)について、信託契約の存在自体を見落として申告から漏らした。また、跡継ぎ遺贈型受益者連続信託や受益権が複層化(元本受益権と収益受益権に分離)されている信託について、通常の信託受益権と同一の評価方法をそのまま適用した。
- 正しい評価方法:
- 家族信託は信託法・相続税法上「信託に関する権利」として扱われ、委託者が有していた信託財産は原則として評価通達202に準じて評価します。ただし、受益者連続型信託(受益者の死亡により次の受益者が権利を取得する型)や、受益権が元本受益権と収益受益権に複層化されている信託については、それぞれの受益権の内容に応じた個別の評価上の取扱いがあるため、信託契約書の内容(受益者の範囲、順位、分配方法等)を必ず確認する必要があります。
NFT・その他のデジタル資産(暗号資産以外)
重要度: 3 / 5
- 誤り事例:
- NFT(非代替性トークン)やメタバース内の資産、オンラインゲーム内の課金アイテム等、暗号資産以外のデジタル資産について、財産性の有無を検討せず申告から漏らした。
- 正しい評価方法:
- 暗号資産以外のデジタル資産についても、財産的価値があり換金性・移転性が認められる場合には相続税の課税対象となり得ます。財産評価基本通達に明文の評価方法の定めがないため、活発な市場が存在する場合は課税時期における取引価格を、存在しない場合は売買実例価額や精通者意見価格等を参酌して個別に評価を検討する必要があります。
- 関係法令・通達
- 評価通達5(評価方法の定めのない財産の評価)
クラウドファンディング
暗号資産 / 仮想通貨 / ビットコイン
株主優待券 / ギフト券 / クオカード / 商品券 / ビール券
還付金 / 還付加算金 / 過納金 / 準確定申告に係る還付加算金 / 所得税の還付金 / 住民税の還付金 / 消費税の還付金
介護施設未精算金 / 高額療養費 / 重度心身障害者医療費助成金
所有権留保契約に基づく不動産
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目次
- 財産評価チェックポイント集
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第2章 家屋及び構築物等
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第4章 公社債等
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第9章 みなし相続財産
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第11章 債務控除
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第12章 相続税がかからない財産